リンパドレナージュ

大腸がんの手術で下肢リンパ節を切除された今年83歳のNさんから診療依頼を受けたのは昨年11月のことでした。
手術したのは14年前なのに、突然右足の付け根部分が腫れだしたのです。
かかりつけの病院で色々指導してもらったけど思うように良くならず、思い余ってあずさ鍼灸整骨院に来られました。
右下肢リンパ浮腫という病名がついています。
10月に奥様を亡くされたこともあり、初めてお目にかかった時は、かなり憔悴されてました。
リンパを切除したにもかかわらずその部分がパンパンにはれてます。
そこでリンパドレナージュを施しました。
   
     リンパドレナージュとは・・・・
         リンパの流れを活性化して、人の体に不必要な異物や老廃物を集め
         排出するテクニックです。
最初は週2回の施術でしたが、すぐに週1回になりました。
だんだん調子が良くなり、見るからに元気そうになり、息も絶え絶えだったのに、気力も湧いてきたようです。
そして4月には5日間の北海道旅行に行かれました。
帰宅しても疲れは出なかったそうです。
北海道のお土産頂きました。

治療は今も週1回、高松から来られてます。
これで自信がついたのでしょう。
6月にはお一人で日本1周旅行に参加されました。
10日間の長期にもかかわらず、元気一杯で帰ってこられました。
まるで生き返ったようで、こちらまで嬉しくなります。
リンパドレナージュは、保険外治療になりますが、治療内容により料金は異なります。
私の父も手の施しようがないと医師から見放されてました。
丁度息子が開院準備をしていたので、「僕が知っている限りの事を試してみる」と
西洋医学(カイロプラクティック)と東洋医学(鍼・灸)の技術を総動員して、治療に当たりました。
医大のお医者様も認めてくれました。
そのおかげで寿命が2年半延びました。

ハプスブルグ家の華麗なる人々

今月の池田塾の講師はツアーコンダクターの猪股伸夫様です。
いつもどおりリーガホテルゼストで昼食を挟んでのお話です。
最初は池田先生の、先日地球に帰還した「はやぶさ」についての解説でした。




今回のテーマは「ハプスブルグ家の華麗なる人々と帝都ウィーンの魅力」です。



13世紀から続くハプスブルグ家の中でピックアップされたのは、マリアテレジア・マリーアントワネット・フランツヨーゼフ1世です。
フランツヨーゼフ1世のお妃がエリザベートです。
宝塚歌劇では「マリーアントワネット」「エリザベート」は何度も観ました。
さすがに死神トートは出て来ませんが、私にとっては胸キュンとなるフレーズなのです。
ウィーン・ブタペスト・エリザベートが新婚旅行で行ったハルシュタットなどを10月に10日間訪れる旅行のご案内も兼ねています。
今年の初めからこのことお聞きしていたので、楽しみにしていました。
猪股様の企画で2年前ウズベキスタンツアーに参加申し込んでいましたが、直前、急用でキャンセルを余儀なくされました。
それで、こんどこそ行こうと密かに目論んでいましたが、たぶん無理です。
母が、私がいない間の留守番する自信がないと言いだしました。
最近以前に比べて疲れやすくなったようで、目に見えるだけに、どうしても行くと言えません。
食事の支度やら、整骨院の雑用やら、毎日の仕事がたっぷりあるのに10日間もいないとどうなるか?予測できるだけに気持ちも萎えてしまいます。
猪股様は、大阪の方なのに、さぬき市の音楽ホールの合唱団を引率してウィーンに行かれたこともあり、少なからずご縁を感じておりました。
人間的にも素晴らしい方です。
ウズベキスタンに行けなかったときは、あまりにもお気の毒だからとキャンセル料金おまけしてくれました。
そして私の父のイメージだと、ブハラ(僧院の町)で絵を買ってきてくださいました。
その絵はあずさ鍼灸整骨院の中に架けてあります。
息子達にお嫁さんでもいたら旅行にも行けるのに・・・・

MJ

マイケル・ジャクソンが亡くなって一年が経ったのですね。
何気なく映画の予定を見ていたら THIS IS IT が上映されてるではありませんか?
昨夜も行こうとしたけど雨で取りやめ。今日はどうしようか?悩んでいたら息子がやってきて映画に行くとか。
それですぐ決まり。一緒にサティに行きました。
観るのは二回目なので、ストーリーはわかっているし、余裕を持って観ることができました。
あの華奢な体で物凄いパワー、やさしい、動きがシャープ、空前絶後のエンタテーナーだと思います。
マイケルは自宅に映画館がありそこで何百本もの映画を観て研究したとか。
ムーンウォークもおそらくチャップリンの映画を観て考案したのだろうとか、スリラーに使われたシーンも映画からヒントを得たとか、とにかくいろんなことを知りつくした上で、自分の頭の中で構成していった、まさに KING OF POP です。
そして、死後一年間に九百億円も稼いだとか。
なにかにつけて桁外れです。
観終わった後、すぐ帰りたかったのに、「何が食べたい?」と有無をも言わさぬお言葉。
仕方なく、coco壱でシーフードカレーを食べるのにつき合いました。
今から、あずさ鍼灸整骨院で使う、山ほどのタオルにアイロンかけて、畳んで・・・・一仕事残ってます。
院長はイングランドのサッカーを観戦とか、良い御身分ですな。

ジェットストリーム

今日のRNCアナウンスカレッジのお題はJET STREAMジェットストリームです。
先週そのことを予告された時、とっても懐かしくなって、城達也さんの声、どんな声だったか確かめてみたくてCDを注文したら、昨日帰宅したら届いていました。




遠い地平線が消えて、ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、
限りない宇宙の営みを告げています。
満天の星をいただくはてしない光の海を
ゆたかに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる
夜の静寂(しじま)の、なんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります。

「ジェットストリーム」は真夜中の12時に始まる番組で、眠りと夢に誘う音楽番組でした。
私が聞いていたのは何時ごろか忘れましたが、受験勉強の合間とかに気分転換に聞いていたような気がします。
まだ海外旅行が現在ほど一般的でなかったので旅のロマンへ誘うためのジェット機の飛行音に続いての開始テーマ「ミスターロンリー」とそれにかぶさる城達也さんのナレーション、番組のエンドテーマの「夢幻飛行」良い曲です。
ほとんどの曲は聞き覚えがあり、一流の方の演奏のせいか、音に広がりがあり、厳かで、安らげる、幸せな気分になります。
あの頃は、城さんの声は落ち着いていてとっても大人だと感じていたのに、今はそう年齢が離れているような気がしません。
CD10枚、早速かけて聞いています。
今日小橋先生はどのように料理して下さるのか、楽しみです。

結婚式と法要

伯父の三十五日の法要のため皆遠いところから帰省しました。
弟も前日千葉県(出張先の岡山)から帰り、志度寺へお参りすると言うので付いていきました。
早朝からなんか騒がしい。




どうやらご住職の息子さんの結婚式らしいです。



本堂の前にはテントも二基しつらえてありました。



昔からあった仏像のはずなのに、周りの景色が全然違うため、全く別物に見えます。









五重の塔です。



小学生の頃、この下を自転車で何度も往復したのですが、今はクローズ状態です。



転校してきた時、きれいなお寺で池には亀も沢山いてソテツの木も立派で、珍しくて絵に描いたら大川郡の展覧会で金賞をもらいました。
今は、緑は多いのですが、雑然として、纏まりの無い感じです。



法事の始まりの時間より早く行って、懐かしい従姉妹たちと、話に花が咲きます。
総勢三十人余で、広い座敷も一杯です。






伯父の葬儀の一週間後に二年間のカナダでの留学から帰国した、従姉妹の長男の康一君です。
かの国から長い長い心のこもった弔電を送ってくれて皆の涙を誘ったものです。
外科医で食道や循環器の手術の権威です。
若いけど実力者で、人間性は非の打ちどころがなく、文武両道の上にピアノまで弾けるのです。
どうやったらこんな素晴らしい子供に育つのでしょうか。



横浜で弟と飲む約束しています。
私だって時間が許せば行きますよ。



ひとつひとつ行事が終わっていきます。
何にもしないのにひと段落して疲れがでそうです。
みんなで仏さんの前で賑やかに歓談して、伯父は姿は見えないけど、何処からか見ていてくれたはずです。

おしゃれ県民不況に勝てず

昨日の新聞記事です。




高松市は2002年1世帯あたりの1ヶ月間の「被服費及び履物費」は19、728円で全国平均14、477円を大幅に上回っていた。
高松市の「女性用洋服」は2002年5、010円だったが、2009年は2、682円と半額近くまで減った。
別の統計でも1ヶ月間の家計の中の「被服費及び履物費」の割合は2002年香川県は6.2%で全国トップだったが、2008年は4.4%で19位である。

被服費の割合が全国一ということは初耳です。オドロキ
ここ数カ月婦人服の売れ方がおかしい、どこのメーカーさんが来ても売れないとこぼしていたが、こうして数字でみると売れるはずがないと思いました。
香川県人は貯蓄ではトップクラスなのに、ひきしめる傾向にあるのですね。
ファストファッションとかリサイクルとかの安価な衣料品は元気があるそうです。
が、私は自分が気に入った商品しか置きたくないので、お値段では太刀打ちできません。
少数かもしれませんが、安いだけでは満足しないお客様がベラミに来てくれます。
ここ二年辛抱して持ちこたえれば後はやっていけるとの大方のこの業界の展望です。
その二年という期限は今年の年末です。
それまで何としても頑張らねば。
昨日も今日も、それまでよりは人の出入りが多く売れだしました。
あずさ鍼灸整骨院との相乗効果も無縁ではありません。
不況のときは不況のように、頭を低くして、嵐が静まるのをまちます。パーンチ

告白

本日のアナカレは、やはりテーマは天気予報
「天気予報が完璧にできたら何でもできます」とのことです。
注意される回数が少し減ったように思えます。
さんざん天気予報をした後、「あどけない話」です。
高村光太郎が奥様の智恵子のことを詩にした文です。
智恵子は精神的に病んでいたこととか、誰でも知ってる話だと思い込んでいましたが、二十代の方達は知らないそうなので、驚きました。
ゆとり教育を受けてきた世代だからでしょうか。
ゲストは以前にも来られた桐島梓さん、先日の香川県高校放送コンテストで入賞されました!
「あどけない話」もぶっつけ本番で決めてくれました。
透き通った高めの声で、いつまでも聞いていたいような魅力的な声が耳に心地よいです。
途中でお茶と蛸のさつま揚げをいただき、お腹も満たされました。
このまま帰宅しても中途半端なので、サティへ寄り道して、映画を観ました。
本をまだ読み終えてないのですが、朝のTVでAKB48のメンバーが「面白い」とか「三回観た」とか言っていたので「告白」を観ることにしたのです。
いつもより若い男性が多いです。




R-15指定なんてこわい、一体どんな映画なのでしょうか。



確かに衝撃的な結末です。
どんどん画面が変わって、進んでいきます。
出演者それぞれの立場からの告白です。
殴り合いとか殺し合いとか血が出る映画、暴力的な物は私にはタブーなのです。
知ってたら観に行かなかった。
今時の中学はこんな感じなのでしょうか?もちろんフィクションですが、これに近い状況なのでしょうか?
人を殺しても少年法で守られているからと、平気で人を痛めつけたり、虐めたり、それがエスカレートして行く様子をみると背筋が寒くなります。
問題を投げかけている映画でしょうか?
いずれにしろ、後味の良くない、観たくなかった映画です。

ネイルサロン Rui

久しぶりに多度津まで足をのばしました。
ネイルサロンRuiで爪のケアをして貰うためです。
今回はスカルプ(アクリルの粉とリキッドを混ぜ合わせたミクスチャーというものを爪に固めてつくる)にしました。
強度があるので、少しでも長く持たせるためです。
本日夏日といえるくらいの暑さゆえ、爽やかなブルーにしてもらいました。




少しパープルがかっています。同色の光りものも含まれ、部分的にバラを描いてくれました。
首と手に年齢が現れると言われますが、その通り。
ネイルはきれいなのに、手はどうしようもありません。泣き



美人のお嬢様はベイビーちゃんが生まれたばかりとかで、お姿がみえません。
おめでとうございます!
クルマの運転は不得手です。
高速道路を飛ばすのは疲れます。
往きも帰りも府中のインターでうどん食べたりコーヒー飲んだりして気分転換を図りながら何とか辿り着きます。



トイレもきれいです。



初めのうちは夫に連れてきてもらって、2時間くらい待っててもらってました。
ようやく独り立ちしました。

マドモワゼル・アンリ

朝のRNCでゲストのアンリさん、久しぶりに生放送で聴きました。
ナビゲーターの仁多田まゆみさんによると、今日はピンクの服らしいです。
より女らしく見えるようにとの思いだそうです。
ここしばらくゆっくり会う時間がなかったので、近況を聞けました。
彼の声はやはり聞きやすい、やさしくてすんなりハートに届いてきます。
臆せず、彼が欲しいとか結婚願望を語っています。
彼曰く、カミングアウトして最初に女装を見せてくれたのが私らしいです。
十数年前のシートピア志度の屋上。
「○○さーん!」聞き覚えのある声だけど?
「お昼御飯一緒に食べない?」
そこでスカートを履いた彼を見つけた時正直に言ってしまいました。
「何よ!その格好。気持ち悪いから帰って!」
それまでにはいろいろ胸の内聞いていたはずなのに、実際目の当たりにするとそのまま反応してしまい、申し訳ない気持ちで一杯でした。
私の中では今だに「○○君」です。
私達はショッピングセンターの事とかでもよく相談し、(元々は高校の同窓生ですが、在学中は存在さえ知らず、卒業後数年後の同窓会で親しくなりました。)ポジションとしては戦友であり親友でもあります。
あれから徐々にニューハーフとしての認知度が増し、世の中の流れもあり、市民権を得てきました。
彼はマルチ人間です。
子供を産むこと以外いろいろできるし、能力も実力も備えてます。
知識は凄い、本当に何でもよく知っています。
怒ってもマイルドと言おうか、やさしい話し方です。
女の私が見習わなくては行けないほどとっても女らしく、メイクもヘアも常に研究しています。
最初の頃はわたしをお手本にしていたとか、気がつかなかったです。
同窓会では司会をしたりして場を盛り上げ、時間の許す限り私のクラス会にも参加してくれます。

彼がやとわれママをしているBoleroにはいつ行っても彼のファンの女性がグループで来てます。
彼には幸せになって欲しいです。
協力してるつもりなのですが、なかなか適当な方に出会えません。
もし自分が男性ならお嫁さんにしたいとっても良い娘さんが何人もいるらしいのですが、求めているのは旦那様か彼氏なので、需要と供給が一致しません。
これからも活躍してほしいです。

RNC映画試写会「フラワーズ」

楽しみにしていた試写会の日です。
MINAさんと一緒に、早めに行ったつもりですが、驚きました。
招待の葉書を持った人たちが大勢並んでいます。
慌てて最後尾に並びました。
3番スクリーンですがほぼ満席です。
いつもレイトショーに来るので人気のある映画でも、がらがらです、こんなに大勢の人はお目にかかったことがありません。
さすが司会の方はお上手です。
一言一句聴き逃すまいと、耳はダンボになり、緊張します。
次の進行はUTUMI KANAKOさんです。
協賛である資生堂の商品紹介でかなり長い文章を淀みなくすらすらと、めりはりつけて紹介し、安心して聴けました。
開会の進行をこんなふうに必死で聴く日が来るとは、考えたこともありませんでした。
いよいよ映画の始まりです。







正直なところ、なかなかついていけませんでした。
時代が前後するし、チョットずつ進んでは別のシーンになるし、だれがどの人の子供なのかと、考えながら見なくてはいけないので、疲れました。最後まで行ってようやくひとつに繋がりましたが・・・・
豪華キャストの出演で贅沢な映画です。
役者さんの演技が上手すぎると言おうか、わざとらしさが鼻についたシーンもあり、なかなか感情移入できず、違和感を感じていました。
日本中の女性を元気にしたい、ということで作られたそうですが。
2010年の夏、この映画から、すべての日本女性を応援し日本中を沸かせるムーブメントが巻き起こります。ということらしいです。
一般公開された後、どのような反応があるのか知りたいです。
第一目的は司会進行の勉強だったので、来てよかったです。
お腹も空いたので、ラーメンと餃子を食べて帰りました。