後味の悪い豪華ランチ

関東から帰省した叔母が、皆に御馳走してくれるというので、ランチをすることに。
先に入った遍路装束の方達は予約をしてなかったそうで、お店の人と問答してます。
だから私達４人には一瞥もしません。
その様子を観ていて、とっても不愉快になりました、おそらく県外から来られた方達でしょう、お断りするにももっと別の言い方があるのに・・・
ようやく口を挿めました「予約している○○です」
「そっちから入って」
以前来た時は夜だったし、団体だったので、勝手が違います。
靴を脱いでると、向こうの方で、「部屋はここを曲がった所」と言っただけで、こちらが了承する間もなく、姿が消えました。
開けてみたら違う、また別の扉を開けると、そこには支度ができてました。

でも何か嫌～な感じが拭えません。
それっきり何の音沙汰もない、もう食べてもいいんでしょうね、食べ初めてかなり経って「お飲み物は？」年寄りばかりなので、お酒は飲みません、「お茶をお願いします」
返事無しで、サッと消えて、御茶をドンッと置いて行きました。
「おかずがいっぱいあるし、ご飯が食べたいね、でも忙しそうだし、言ったら怒られそうね」
かなり経って、お造りが出てきたけど、刺身醤油はカツオのたたきの時に使ってしまいました。
そのこと話してると、「カツオには味がついていたでしょ！」
お料理の説明何もないし、わからないもの

茶碗蒸しの時「熱いから気をつけて下さい」と無愛想に言っただけ。

その後、間を置いて運ばれてきますが、畳みの間なのに立ったままなので、置く都度、音が響きます、１品につき４回の大きな音。
一応構えは日本料亭のはずなのに、居酒屋でもこんな扱いはしないわ。
空いた食器を下げる時も、ガチャガチャ、当てつけのような音。
忙しなく、出たり入ったり、廊下を小走りに移動する音も漏れ聞こえます。
「あ～忙しい忙しい」気配が全身から発散されてます。
美味しいはずのお料理なのに、だんだんと　餌を詰め込んでいるような気分になってきました。

ここを推薦した人は、何度も来てるけど、こんなことは初めてだとか。
お気に入りで法事のお料理も注文したこともあります。
一言も会話しない、まるで、「早く食べて早く帰れ！ウチは忙しいんだ」と追い立てられるような気分。

「この人はここの人かしらね、雇われてる人かしら？」あまりにも露骨すぎる。
「お店の人は、こんな態度だということ知ってるのかしら？」
「お茶のお代わり欲しいけど、言いにくいね。」
「お塩が残ってるけど、何に使うのかしら？」
食べ終わってそろそろ帰ろうかとしてたところに、天ぷらが運ばれて来ました。
普通言うよね、「後　こんなお料理が残ってます」、とか「これでお終いです」とか。
外に出て納得しました、大型バスがありました、団体さんで忙しいのでしょう、それなら予約の時に断って欲しかった。
もっと気持ちよく食事したかった。
会計をしている叔母が出てこないので引き返しました。
まず、金額が解らないからと、どこかへ電話して聞いている、明らかにイラついている様子。
次にお釣りの用意がない、そしてレシートをくれるように言うと領収書を書いてくれた。
叔母も余程頭に来たのでしょう、事の顛末を話そうとすると、最後まで聞かず、忙しいからと話を遮られてしまった。
この方がこちらの女将です。
押して知るべし。
最初から「いらっしゃいませ」の言葉も笑顔も「ありがとうございました」もなし。
これだけのお料理で１人３２４０円は高くはない、サービス料も要らないし・・・・・
ブログとかの評価は高いので、期待してたけど、これほど酷いとは思わなかった。
終始、いたたまれない気持ちでした。
私達の時がたまたま間が悪かっただけでしょうか？
田舎で競争相手がないから、こんなやり方でもお客さんは来るのでしょうね。
スマートさ　までもは求めない。心があればあそこまでならないはず。
お客の目は節穴じゃない
「気に入らない人は来なくてもいい、うちはほっといてもく繁盛しているのだから」、しかとメッセージを受け取りました