まだ夢見心地です、夢から覚めたくないです、宝塚大劇場でのベルサイユのばら
生で観るのは初演の時以来です。
オスカルは龍真咲、アンドレは明日海りお 、馴染みのない名前ですが、さすがトップになるだけあって勢いがあります、歌唱力も。
しかもこの二人、午前と午後、役柄をチェンジして演じてます、ということは膨大なセリフを覚えなくてはいけないはず
それにかっこよすぎる、 あの長い足、無駄な贅肉の付いてないボディ、どんなポーズでも決ってます、うっとりです
ストーリーも音楽もセリフも、DVDやビデオを何度も見てインプットしてあるので、安心して見られます。
でも生で観ると迫力が断然違います。
今まで観たどの舞台よりも豪華です。
観客の熱気も半端じゃありません、皆夢見る乙女になりきってます。
こんなにもきらびやかで、華やかでキラキラの世界少女マンガと侮るなかれ、凄いんだから、いけない又病が重くなりそう。
宝塚は水曜日が休館日です、私の休みは水曜日です、なので交わることはなかった、なのであきらめてた。
でも、しばらく封印してたベルばらが再演されると聞いて、これを逃したら一生後悔するとの危機感から、特別に許可してもらい、行かせてもらいました。
で、又又その魅力に取りつかれてしまいました。
これが最後と思ったのですが、今回はアンドレとオスカル編だけどマリーアントワネットとフェルゼン編もあるはず、困ったなあ、もっともっと観たい。
全編知ってる歌ばかり、ミュージカルは好きではないけれど、ベルばらは別格!
ほとんどは予想通りだったけど、最後は圧巻だった
アンドレが死に、後からオスカルも死んだ。
先に死んだアンドレがオスカルを迎えに来た、白い馬車に乗って。
その馬車がゴンドラみたいに宙に上がって、クレーンが長くなったり、左右に行ったりして、2階席の前の方の席だったのですが、主役の二人が、立って抱き合って愛あればこそを歌いながら、目の前にいます、大サービス!
劇場全体が宇宙になっています、☆がきらめいてます、臨場感たっぷりです。
いよいよフィナーレ
ラインダンスも昔とはコスチュームが違います。
それぞれに歌ったり踊ったり、こんなに大勢の人が統一がとれて、きらびやかなのは、おそらく宝塚だけでしょうね。
照明も舞台装置も一瞬も目を逸らせません。
お名残り惜しいけど、幕が下りてしまいました。
アンコールはなしね。
ロビーです
このピアノ、無人なのに鍵盤だけが動いて、挿入歌を演奏してます
お土産物のコーナーもトイレも長蛇の列です、なにしろほとんどが女性ですから。
劇場の前の歩道橋にはお花が描かれてます、さすが宝塚らしい、独特の、ゴージャスな雰囲気がありますね。
まだ帰りたくないなあ、余韻に浸っていたいなあ。