ロンドンから高松へ

今月の池田塾の講師は日本銀行高松支店長の清水季子氏です。
そのせいか、いつもよりスーツ姿のご立派な紳士が多いような気がします。

ロンドンから高松へ赴任されて四ヶ月とのことです。
前回は、赴任されて直後にお会いしましたが、相変わらず知的なのに垢ぬけたファッションでお仕事はバリバリされるのに、女らしさを忘れない、人間としても素晴らしい方ですし、魅力的です。
どこへいっても訊かれるであろう経済のことはおいといて、ご自分が感じたことを話して下さいました。
タイトルは「ロンドンから高松に赴任して感じること」です。
二つのシティを比べて、良いところ、劣るところ、例を入れて分かりやすく説明して下さいます。
人前でお話される機会が多いのでしょう、話し方も、お声は少し低めで聴きやすく、言葉の区切りも自然で、ウィットに富み、聴衆をひきつける力があると思いました。
「ここだけの話」ということで楽しいお話もお聞きしました。
型にはまらず自然体で、ありのまま飾らない生き方をされてこられたように思えますし、アドリブでお見事な答弁をされ、普通の（どの程度が普通か分かりませんが）男性はとてもかなわないと思いました。
今日の地位に昇り詰めるには相当のご努力されてるとは思いますが、それはおくびにも出しません。
「結果として、何年後かに、自分が成長できたと思えたらそれでいい、こんなはずではなかったとは思わない」そうです。
いつの日かセントラルバンカーとして名を馳せることでしょう。
「白人の方には申し訳ないけど今後はアジアの民族が世界スタンダードを作るのではないかと思います」とのことです。
この中には日本も含まれるんでしょうか、心強いお言葉です。
今日のお昼の、リーガホテルゼストのコース料理です。












ボージョレヌーボー解禁と言うことで、がついています。
この方（香大の農学部関係の方らしいです）が下さったそうです。



色は濃い目ですが、さっぱりして口当たりがよく美味しかったです。
ソヴァジョーヌ・サヴルーズ（芳しき野生の乙女）と命名され、アントシアニン　や　ポリフェノールは普通のワインに比べて２倍ほど多く含まれているそうです。
香川大学の生協か大串のさぬきワイナリー（☏　087-895-1133）でお買い上げください、との事です。