まだ三男が大学生だった頃、夜遅く高校の同級生から「○君が泥酔しているので迎えに来てほしい」とのがありました。
酔ってに乗れないのだろうと軽く考え、夫がで迎えに行きました。
帰宅して私と二人で車から降ろそうとするのに、どんなに頑張っても動かせません。
なす術が無くて、外出していた次男に連絡すると、カラオケに行っていた息子は直ぐ帰ってきました。
様子を一瞥して、僕が運ぶからと一人で弟を抱いてお布団に寝かせました。
凄い力だなあと、流石男の子だと、感心している場合ではありません。
三男は死んだように眠っていて、びくともしません。
無知な私は横で「○ちゃん、起きて、目を覚まして」と祈りながら、身体をさすり続けていました。
何時間も経ってようやく気がつき、お水を飲ませて再び眠りに落ちました。
翌日は夕方まで寝ていました。
後日、従姉妹(御主人も子供達も医者です)にこのこと話すと、
「それは急性アルコール中毒で、本当に危ないのよ、救急車で行くべきだったのよ」といわれ、ぞっとしました。
あの時、頭は混乱しているのに、息子の蒼白な顔なのに、この子こんなに整っていたのかしら?と我が子らしからぬ顔立ちに見とれていました。
仏様みたいでした。
後から考えると、その時危なかったのかもしれない。
改めて「神様!」と、感謝しました
周りにそんなにお酒を飲む人もいないし、そのような状況に陥ったこともなく、想像だにしないことでした。
それまで親に心配をかけたこともなく、でき過ぎた子だっただけに、やっぱり誰にでも短所があるなあと、妙な安心もしました。
最近の新聞からです。
アルハラ(アルコールハラスメント)で亡くなった学生の両親に慰謝料を払うようにとの記事です。
合宿中に飲酒を強要され、急性アルコール中毒で昏睡状態に陥り、自分のおう吐物を喉に詰まらせて死亡した二十歳の学生さんです。
うちの息子は紙一重のところで生還出来たけど、急性アルコール中毒は危険だということ知っておいてほしいです。
このようなことで折角の命を落とすのは慙愧に堪えません。
まわりの盛り上がりにのまれて・・・
自分の許容量を知らないとで・・・
私も看護学生の時、同級生が急性アル中になりました
まあ、いっしょに行ってた友人は、大目玉(>_<)
息子さんのことも、今思いだしても、ぞ~とするでしょうね
ほんと、何もなくてよかったですね
こんにちわ~
tsubaki様、いつもありがとうございます。
あんな状態でも病院へ行こうとは、考えなかった、本当に「無知は罪である」ということが身にしみました。
あのまま、逝ってしまったら、私も、後追いかねません。
生きててくれるだけでイイと思ったのですが、後遺症もなく、よかったです。
頂いた命、大切に、世のため人のために活かしてほしいと思います。