先に「徹子の部屋」のメリル・ストリープさんを観ました。
家庭をとっても大事にしているそうで、ご主人は彫刻家で、その作品は長崎にもあるそうです。
通訳は、映画の翻訳で有名な戸田奈津子さんです。
以前本物のサッチャー首相がこの番組に出た時の映像です。
アメリカ英語とイギリス英語は全く異なっているそうですが、メリル・ストリープは発音から話し方とか、仕草までそっくりに演じているとか。
年齢が表れるのは首からデコルテにかけての線だということで、メイクもヘアもかなり研究したそうです。
そんなところから、映画マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙を是非観たいと思うようになりました。
封切りを楽しみにしてたのに、高松サティでは上映しないので、はるばる綾川までを走らせました。
認知症を患ったサッチャーの幻覚症状の中に亡くなった夫がしばしば出てくるのですが、そのことを認識するのにかなり手こずりました。
時系列ではなく、過去と今を行ったり来たり、こんなややこしいのはいやだと思いながら、だんだんと引きこまれて行きました。
妻として、母として、国のリーダーとして戦い続けた一人の女性。
自分が正しいと思ったことを曲げない強い信念、ぶれない生き方。
フォークランド紛争のとき、アルゼンチンに対して一歩も引かず、ついには勝利をもたらした。
賛否両論はあるとは思うけど、我が国にもこんなにぴしっとした強いリーダーがいたら、ついていくのに・・・
周りに敵が多い、政治家として生きる事は非情だと思います。
あんなにかしこい人が認知症になってしまって、まだご存命なのに、こんな映画を作ってしまって・・・
驚くことばかりです
最後まで気を抜けない映画です、何よりメリルストリープが素晴らしかった、ますます好きになりました。