何となく古臭いドラマのような感じ、セピア色のような気がしてならない。懐かしい匂いとも言えるけど。
少女時代に出会った二人の女性が主人公、かつては同じ楽団でバイオリニストを目指していた。
大の仲良しだったのに一人の男(谷原章介)を巡り、距離を置くようになった。
奈津美(板谷由夏)は妊娠を機に主婦の道を選び、茉莉(羽田美智子)はアメリカで成功を収める。
夫も子供も手に入れたが大好きだったバイオリンをあきらめた奈津美、バイオリニストの名声は手に入れたけど、孤独な茉莉。
二人の間で結構マイペースな男、その母である白川由美のKY姑ぶりがこのドラマを気持ち明るくしてくれているのもしれない。
ホントは茉莉も奈津美の夫を好きだったとか。
期待したほど面白くなかったが、このNHKのドラマ10シリーズは過去にセカンド・バージンとか初恋とか秀逸の作品を叩きだしているので、毎回みてしまいます。
シチュエーションは違えども、何となく過去にもあったようなストーリー、でも回を重ねるごとに、丁寧に描かれていることに好感度があがってきました。
今度は茉莉が妊娠して、流産、今夜はどうなるのか、しっかりみせていただきましょう。