香川県民文化大学

県民文化大学入校式のあと、今月の講師金田一秀穂先生の講演がありました。




テーマは心地よい日本語です。
国語学者。大学教授。
祖父・父ともに言語学者で、七光とか十四光とか言語界のサラブレットとか言われるとか。
なので、どんなお堅いお話かと思えば、これがすごくおかしい、楽しい。
未熟なお笑い芸人さんより余程面白いです。
何度でも笑いをとります。
面白いだけでなくて、真実をついてます。
言葉なんてこれが正しいとかいうのはあまりない、どちらでもいいことも多い。
言葉の役割は人と人が仲良くなるための道具にすぎない。
漢字なんかわからなくていい。
正しい日本語でなく、よりよい日本語を使おう。
心地よい言葉とは心がこもっていて、言いたいことを相手にきちんと伝えてくれる。
敬語というのはあいてを心地よくさせるためにあるので、ある程度偉くないと使ってはいけない。
社会人・一人前・大人になって初めて使ってもいい。
日本で一番美しい敬語を話されるのは美智子皇后様である。
いけない言葉を使っても、相手が心地よく感じてくれる時もある。
コンビニ敬語には心が感じられないが、ビクともしない強さがある。
一概に不適切だと、切り捨てられない部分もある。

笑っているうちに時間が来てしまったという感じです。
2000人もの学生、ほとんどの方がご年配です。
顔見知りも何人かお見受けしました。



クルマの出し入れもかなり時間がかかります。泣き
勤務中なので、少しでも早く帰りたいのですが、こんなところでは、長いものに巻かれなくては・・・・・
お天気になりましたが、海の近くは風がきつくて冷たいです。


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