運命的な再会

功山寺から下り、毛利邸を左に見ながら(前回行きましたので)次の目的地へ。
ナビにインプットしましたが、一つ手前の道を曲がってしまい、どうしようかとキョロキョロ・・・・・・・???
どこかで見たことのある景色、クルマを下りて確かめます。
やっぱりオドロキ
昭和20年8月19日、父が、満州から帰国の途に就く陸士58期の学生達を引率した時の学生長であり、その時最後まで父に一緒に帰国しましょうと懇請して下さったI様のお宅でした。
前日電話したのですが留守電だったので近くに来ていることだけをお伝えしておきました。
ナビにその番地を入れるも、該当場所がないということで、半分諦めておりました。
I 様のお話によると、前日は社交ダンスのXmasパーティで帰りが遅くなり、翌朝、前回私達が泊ったホテルにも問い合わせをして下さったそうですがそこには泊っていません。
何かとすれ違いがあったにもかかわらず、数年前に一度だけ訪れた、見知らぬ土地で、超方向音痴の私に閃き、こちらへたどり着けたということは、運命としか言いようがありません。
いきなり訪問したにもかかわらず、温かく出迎えて下さり、嬉しさは何倍にも膨らみます。
先月まで十四回めの入院をされていたそうですが、外見はそんなそぶりも見えません。
相変わらず素敵なご夫婦です。
前回は夜だったのでよくわからなかったのですが、パテオもあり、グランドピアノやビッグなテレビ、高級そうな家具調度の数々、全部素晴らしく、リフォームしたばかりの我が家がちっぽけに思えます泣き
上流家庭ってこんなご家庭のことを指すのでしょうね。
I様のお嬢様は東大卒、そのご主人は東大の教授、その方は、偶然にもその前日お会いした岡山のM様の御親戚にあたるそうです。
M様もI様も、幼年学校から陸士に進まれた優秀な頭脳の家系です。
父のゆかりの方たち、皆さま御高齢ですし、母も歳をとりました、それぞれに、お目にかかるのはこれで最後かもしれないと、目に焼きつけながらお暇しました。
いつまでも門の前で手を振ってくれてました、本当にお会いできてよかった~メロメロ

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