だいたいタイトルに人の名前が使われているドラマは観る気がしません。
固有名詞ではストーリーが想像できないからです。
でもこの半沢直樹は違いましたね。
堺雅人が主演なので、どんなドラマだろうとチョットだけ覗くつもりが、嵌ってしまいました。
バンカーの話なんですね。
これを見て、お勤めする人は大変だなあと、思いました。
人間関係が一番ややこしい、宮仕えは性に合わないと、私は務めたことがありませんが、パワハラもありで、同情を禁じえません。
座敷牢なんて言葉もあるそうですね、今の時代に・・・
知人に銀行員がいるのですが、これは絵空事などではなく、実際の現場ではなんでもありだそうです。
部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任。
押して知るべしですね。
でも半沢直樹は、理不尽なことに正面から立ち向かい、上司に対してでも「やられたらやり返す、倍返しだ！」と開き直るのが痛快です、溜飲が下がる思いです。
常に戦闘態勢で、気が抜けないにもかかわらず妻の花（上戸彩）に対してだけは下手に出て優しい話し方をするのがホッとできるところです。
出演者も豪華
片岡愛之助は国税局の統括官だけど、おしゃれなおねえキャラです。
香川照之・及川光博・北大路欣也〈特別出演〉 から壇密まで・・・
石丸幹二は舞台でしか見たことなかったので、アップで観れるのは嬉しいのですが、いけない上司の役です。
選挙で一週間飛ばされましたが、１話２話とも週間視聴率１位でした。
すごい皆見てるんだ～
こんなドラマ私は観たことがなかった。
池井戸潤の原作で、この方はもともと銀行に勤めていて、企業小説の旗手と呼ばれているとか、知らなかった～
で、同じような匂いのするNHKの「７つの会議」も観てて、アレっと思ったら同じ方の原作でした。
今シーズンは観たくなるドラマが沢山あります、忙しいわ～