20数年付かず離れつで、年に1~2回会う知人の事です。
会うたび いろんな話を聞かせてくれます。
レパートリーが広いのです。
芸能人・財界人・文化人との交流も広く、興味深々で質問するときちんと答えてくれます。
ある歌手なんか飲み友達です。
まるっきり住む世界が違う人の事、メディアでも報道されない素の部分を知り、人間的だなあと
思うこともシバシバです。
彼を味方につければこれほど心強い事はないし、敵に回せば手強い存在です。
彼に言わせると私は不思議な人物の様です。
主婦でもなく、社長でもなく、ママでもない・・・
それはどうでもいい事です。
事件がらみの事も数年にわたり聞かされていたことも、ついに犯人が捕まったことが
報道されたこともありました。
私のルールは他人に口外しないことです。
だから、教えてくれるのでしょう。
今はもうお金は要らないから(言ってみたい!)と 薬害肝炎の事とか(香川にも10数名おられるとか)
ダム関係とか、ボランティアで動いているようです。
今年お会いした時、「今度吉永小百合呼ぶからね。その時は呼んであげるからね。」
と言われ 一瞬時が止まりました。
今はそれほどでもないけれど、若い頃は筋金入りのさゆりストでした。
昔は映画館が満席で、立ったまま「光る海」とか「伊豆の踊子」など、
大勢の人の頭の隙間から映画を観たものです。
東京で入院してて退院した時、お祝いに母が好きな所へ連れて行ってくれるというので、
迷わず「吉永小百合に会いたい」と答えました。
当時は代々木上原にご自宅がありました。
探して訪ねましたが、映画「帰郷」のロケで奈良へ行かれていて留守でした。
その少し前に暴漢に襲われた事件があったので、ご在宅だとしても会ってくれなかったでしょう。
お手伝いさんらしき人にプレゼントを預けて、少し気が済んで帰宅したものです。
「何時会わせてくれるの?どうして?どんな関連があるの?」
その話に喰いつきました。
彼はにやにやして、「玉藻城の天守閣が出来たら」
そんなこと実現するのかなあ? 眉唾? 勝算あるのかしら?
今度会った時進捗状況を訊こう、そんなに早くは実現しないだろうと思いました。
ところが、こんな記事が出ました。
降って沸いたような話が儚く消えてしまいました。
でも彼の事だからやり遂げるかも知れない。