月別: 2011年3月

千葉から疎開してきている弟の元へ大量のお肉が届きました。

あちらこちらからお見舞いはいただいたのですが、現物支給は初めてです。
しっかり食べて元気をだすように、とのお心遣いです。
有り難いです。
皆、花粉症の上に風邪ひきやら、頭痛、そのうえ精神的な疲れも加わって、ダウン寸前です。
病院へ行くと、保険証を見て、震災からの避難だということがばれてしまいました。
息子達も、毎日、治療を続けています。
自律神経の方面からも、根気よくアプローチしていき、鍼治療で凝り固まった頭や首筋をほぐしていきます。
そのおかげかどうか、帰省した直後よりかなり改善してきて、気持ちに余裕も出てきた様子です。
大量のお肉は半分はすき焼きにして、翌日はしゃぶしゃぶ、おいしいので、きれいにおなかに収まりました。
柔らかくてうまみがあり、何よりもそのお気持ちに頭が下がります。
ずーっと後になって、あのときの震災のお陰でよくなったと思えるように、皆で力を合わせて頑張りぬけるように、応援していきます。

甥（すぐ下の弟の次男）の高校入試が終わったら皆で集まって食事することになっていました。
ところが今回の地震で、千葉から弟（一番下の弟）達家族が疎開してきてますので人数が膨れ上がりました。
どこか場所を決めてと言われたのですが、行きたいところは祝日なので休みだったり、☏が通じなかったり。
時間もないし、十三人で移動するのも邪魔くさいしで、家に集まることになりました。
弟嫁二人に姪も二人います。
総動員でいろいろ作りました。
大勢で作ると早いです。
予定より早く出来上がり、そとが明るいうちから宴会です。
パンプキンのサラダ、うまくいったわ

お刺身も新鮮です。



しし肉のステーキ、あっさりしてます。
私の好みではありません。

ドリンクも・・・お茶・コーラ・を仕入れました。
とりあえず、高校入学おめでとうと、全員無事でよかったのでおめでとう、です。
でも姪達も新学期から学校に行けるのかどうか不安そうですし、住むところも探して、引っ越さなくてはいけないし・・・
心配事は尽きることがありません。
飲みながらの話も弾みます。
またかたずけも早く終わりました。
仏壇の前で、賑やかな宴、父も喜んでいることでしょう。

日曜日と月曜日だけ営業する日本そばの日月庵に行きました。
特別おそばが好きというわけではないのですが、アナウンスカレッジで一緒にお勉強した仲間で、その道ではかなりの有名人の宮武さんなので、これは行かなくては！とずっと前から思っていました。
初めての飯山町で、迷路のようなところをようやく探し当ててたどり着きました。

日月庵の主屋と薬医門は国の燈録文化財に指定されていると言うだけあって、古くて重みのあるたたずまいです。






小雨に煙り余計風情が感じられます。



入口の天井から杉玉がぶら下がっています。
これはNHKで店主の宮武さんが作り方を伝授していたのを見たことがあります。



中のテーブルも同じものは無くてそれぞれが形が違うけどうまく調和しています。






メニューもおしゃれです。



鴨なんばん。



そばセット。



そばぜんざい。



おそばは色が白くて細くてとっても上品です。
お出汁もなんともいえないおそばを邪魔しない押さえた味です。
自分がワンランクアップしたような錯覚を覚えます。
量も適量なので、そばぜんざいも食べましたし、湯葉も美味しかったです。
こんな辺鄙なところなのに、次々と車が入ってきます。
すてきな処です。
又、来たいです。
今度はもっとたっぷり時間をとって来ます。
今日は少しばかり急ぎますので・・・
宮武さんは清酒綾菊の重役さんでもあるので、国重を買って帰りました。

弟たち家族が千葉から避難してきました。
あの震災の日、姪は赤ちゃんの理花を連れて秋葉原にいたところ家に帰れなくなり、カラオケボックスの人が親切に一部屋
貸してくれたのでそこで一晩過ごしたそうです。
おむつは持っていたし、母乳だったのでミルクは必要なかったのですが、連絡がつかずで無事を知らせたそうです。
大学生の姪も学校で足止めになり、翌日知人に送られて帰宅したそうです。
そのことを知ったダーリンの鉄ちゃんのお父さんが四日市から駆け付け、姪親子を連れて帰りました。
鉄ちゃんは会社の寮から通勤してます。
その四日市で一時、弟家族もお世話になり、親戚の人たちにご挨拶も済ませ、沢山のお土産を頂いてこちらにやっと到着しました。
犬のミルキィとキャンディも一緒です。

さすがに嫁いだ姪は四日市にとどまりました。
千葉でも弟や姪が住んでいたところは退去命令が出るかもしれないということです。
弟の仕事も今月一杯はキャンセルなどが相次いでいるので、もし、仕事がなければ東北にボランティアに行きたいと言っています。
やはりよそでは気疲れすると見えて、我が家ではかなり寛いでいます。
でも色んな事がごちゃ混ぜになり、皆疲れきって風邪気味だし、姪も熱が出ているそうですが、この子達はまだましです。
被災地の方たちはどんなにか心細いことでしょう。
生身の体だから限界もあるでしょう。
こんなときだからこそペットに癒されます。

お客様と一緒にサンメッセでの展示会に出かけました。
洋服だけでなく呉服・宝石・靴・バッグ・健康グッズ・メガネ・ウイッグ・メンズ等多岐にわたっての展開です。
振りそでも良いわね、私は三着分ね、でも着物を洋服にリフォームしてる位なので、どんなに素敵な着物も心が動きません。

お客様もそれぞれに目的があります。
フォーマルの方は、かなり長時間、昼食をはさんでようやく決定しました。
この方は何年も前からお気に入りのデザインを探していたけど、ようやく見つかったので、お値段なんて言ってられません。
シルクの縮緬のジャケット・スカート・パンツ・コサージュで○十万円でした。



これはオーダーニットです。
素晴らしいけどお値段が重いわ。



この生地変わっているし色も好みだけど、38万円と言うのは手が届きません。



昼食はARBOREのパンやパスタ等です。美味しいけど、初めての洋食で私にとってはモーニングもどきであまり満足感はありませんでした。



お土産はラ・ファミーユのバームクーヘンです。

こんなときですが、以前から予定していた展示会にテルサに出かけました。
テルサだと、同じ高松でも随分近くて、行き易く思えます。
展示された洋服はほとんどがイタリー製で凄い量です、ひととおり見るだけでも疲れます。

ワンピースとかコート類に面白くて好きなのが沢山ありました。
でも、ベラミのお客様には不向きです。
こちらは冬でも暖かいので、大げさなコート類は敬遠されます。
また年齢的に、胸が開きすぎたワンピースとかも需要がありません。
でも個性的で、見てるだけでも楽しいです。
暗い色が多い中で、カラフルなコートをアップしてみます。
・カシミア混で、軽いです　　￥69,000

・カラフルなモチーフと釦が特徴です。　　見た目よりも軽快です　　　￥108,000



・裾のフリルが可愛いです　　　￥76.000

・後ろが長くなっています。



・このコートも後ろが長くなっています。　　軽くてシルエットがきれいです。　　　￥79,800



・ニットと布帛とファーのコンビ　　　とっても個性的でシルエットも美しくサイドがニットのため着易くスマートに見えます。
　　お得感のある　　￥68,000



この商品が届く半年先は、世の中はどうなっているのでしょうか？
落ち着きを取り戻し、復興へ向けて国民全体が力を合わせて頑張っていることでしょうね。
明日、千葉から弟たち家族が疎開してきます。
浦安は液状化現象が酷いとか、それに放射能も心配です。
春休みだから丁度よかったです。
お布団干してたのに、にわか雪に濡らしてしまいました。
人数が二倍以上に増えます。合宿ののりですね。
炊飯器は五合炊きですが、それで足りるかしら？
皆疲れきっていると思います、せめて親元でリラックスさせてあげたいです。

時間が経つほどに被害状況が深刻です。
強い余震も次々起こっています。
今はこちらは特に影響はありませんが、「備えをしておかないと！！」と息子が焦っています。
ネットで情報を仕入れるせいでしょう。
「我が家の防災隊長は任したから良いようにして」と言っておいたら、早速昼休みに行動開始です。
はやっ　　いつもに比べてスピーディじゃない。

手動でも発電でき、パソコンも充電できる発電機（９５、０００円）が、最後の１台だったとか。
これがネット上では高騰してるらしい。

発電機にはガソリンが要るのでガソリンタンクを買いに行ったが、１０L１個（２、２８０円）しか買えなかった。
その前の人が買い占めてしまったとか。



ネットで２０Lのタンクを注文したけど、もう品薄とか。
本当かどうか分からないけど政府が買い占めて被災地に送るそうです。
卓上ガスコンロのガスボンベ９缶、これも買った後から行くともう売り切れて無かったとか。




手動で充電できる懐中電灯（携帯用の発電機）、これは何年も前にイベントでいただいたものがあったので、シュミレーションしたところうまく作動しました。



お店にこの懐中電灯が山盛りになっていたけど飛ぶように売れていたそうです。
店員さんと間違われて、使い方をおばあちゃんたちに説明してたら２個お買い上げ。
売上に貢献したとかで、ちょっぴり鼻が高くなったような・・・
食料は今のところ不足する懸念はないとのことです。
とりあえずこれだけあれば、一安心だそうです。
折角ですが、これらを必要とする日が来ないことを祈ります。
臨時の出費ですが、息子二人で相談して決めたことで、費用も出してくれました。
頼もしいこと
まだ買い足りないものがあるとか、神戸の弟にも送るとか、（なんか麗しい兄弟愛に目覚めた様子）また買い出しに出かけました。
色んな所で義援金の募集をしてますが、私はキャッシュカードで送金しました。
簡単でした。
　　１１４銀行　　本店　普通預金　　0562968

数日前から息子がそわそわしてます。
電気屋さんのオープニングセールで欲しいものがあり、数量限定なので何時から並べばいいか？と試行錯誤（大げさな）してます。

私は、毎朝起しに行きます。
１度で起きない時もあり、家から出すまでは落ち着きません。
それなのに日曜日の朝、５時過ぎに出て行きました。
途中経過の報告あり、こちらはそんなことすっかり忘れてましたのに。
並んだのは早かったのにあまり人が来ないで、4番目。
７時過ぎから漸くぼつぼつ並び始めた。
お腹すいたでしょう、寒かったでしょうに。よくやるわ。あきれます。
９時から整理券発行、希望の品のNO.01と印刷されてます。



いままで１番になったことあったかしら？

整理券を持っていても１１時までに買わなければ無効になるということです。
とりあえず目的は達成しました。



そして、ぶつぶつ言いながら帰宅しました。
１１時過ぎてもその品は残っていたとか。
「これ、まだありますよね」と皮肉ると、電気屋さんのスタッフも苦笑いしていたとか。
こんなことなら５時から並ぶことなかったのに。
やはり、都会とは違いますね。
日曜日の５時間どうしてくれる？
息子が怒る程こちらは大笑いです。
そしてあれこれ特に必要ない物まで買ってきて、特価で安く買えた分散財してます。
若い子はこれもイベントとしてとらえているのでしょう。
おまけに、洗車してワックスかけたのに、自損でボディが傷つき、明日は雨模様とか。
「今日の俺はいったい何なんだ！」
　弱り目に祟り目ね。
母は慰めてます。「車は修理すれば済むことや。」
息子は納得してない様子です。

言わずと知れた東京大学大学院教授です。
柔かな物腰と静かに語りかけるような独特の口調でファンも多いそうです。

生の姜尚中氏の講演を拝聴したいがために、（香川県民文化大学の三月の講座です）申し込みました。



十一月まで八回の講座予定です。
今年で四期目とか。二千人の予定を大幅に上回る申し込みがあったそうで、アルファあなぶきホール・大ホールは満席です。



皆さん凄いです、ここにいると私なんて小娘だわと思えるくらい、人生の先輩方、向学心に燃えてるかたばかりです。
ミーハーの乗りの自分が恥ずかしくなります。
オープニングのエネルギッシュなよさこい踊りの後学長さんのご挨拶、そしていよいよ姜尚中氏登場です。
壇上に出てこられて、しばし佇み、あまりにも沢山の聴衆に、心底驚き、感激されてるご様子です。
九州新幹線が全面開通とのことで、熊本出身の姜尚中氏もセレモニーに招かれ、前日から福岡に居られたので、地震でも高松に来ることが出来たそうです。
見るからに、控えめでありながらも溢れるほどの知性と教養を兼ね備え、ビジュアル的にもシュッとしてます。
テーマは「母を通じて想うこと」
ご著書である「母　オモニ」を読んだのであらかたわかります。
今回の地震のことにも触れながら熱のこもった一時間半きっかりの最後までお行儀のよい講演です。
前日ずっとニュースを観ていたせいで、あの語り口が耳に心地よくて何度か睡魔に襲われました。
要旨はこんなことだったと思います。
　　・今とここを一生懸命生きる。明日を思い煩うな。
　　・勉強じゃなくて知恵を知れ。知恵を知っている人間は限界を知る。
　　・自分自身と和解すれば、人を責める気にはなれない。
　　・人生が我々に問いかけてくれる、これにこたえることが生きること。
　　・与えられたことを粛々とやっていく。
　　・生きる意味を求める人が生き延びられる。
私も同世代ですが、いつ何事が起こるか分からないので、悔いのないように潔い生き方をしなくては・・・
終わった後サイン会と言うことでしたが、凄い人、人、人で、近くで垣間見ることも叶いませんでした
折角このために来たのにね

ホワイトデーにを贈ります。
千葉に住んで東京の高校に通っている姪が、都会だからスイーツは何でも手に入ると思うのに、志度のAinaふろーりあんのロールケーキが食べたい（幼いころ志度に住んでいました）とのリクエストです。

昨日、ケーキやお水やらいろいろ送ろうとしたのですが、宅急便が受け付けてくれません。



それほどひどいのでしょう。
なにしろ浦安は８０％が埋め立て地ですから。
復旧するのはいつになるのでしょうか？
まだ断水でガスも使えないそうです。
皆で銭湯に行こうとしているけど、もなかなか進まないそうです。
お水は近くに給水車が来るけど凄い人が並んで待ってるそうです。
姪のお舅さんが四日市市からすぐに食糧やら飲み水を、高速で走って届けてくれたので、大助かりだとか。
瀬戸の海は、穏やかに見えましたが・・・・・