お盆休み終了

お盆休みとは言え普段より忙しい。
早朝から朝ごはんを作って釣りに行く息子三人を送り出し、かたずけの後買い物へ。
弟の家族も来るので、食事の下準備。
仏さんへお参りして下さる方が、数名で何組か。
その都度お相手して、お茶菓子を出し、かたずけ。
私は嫁に行ったはずなのに、実家のことが何でも私経由なので、ちっとも気が抜けません。
良い娘・良い姉を演じるのに少し疲れました。
そうこうしているうちに息子たちのご帰還。
午前中かかって釣れたのはサヨリ三匹のみ。
見かねたのか、釣り船を出して下さった方がハマチを一匹下さいました。





それを捌くのがまた一仕事。
お寿司・餃子・お刺身・唐揚げ・ハマチノのアラのお味噌汁・サヨリの塩焼きetc・・・・
早めの、夕方からの、一応宴会。
甥達も大きくなり落ち着いた、お酒類もビールワイン缶ジュース栄養ドリンクおおっぴらに飲める賑やかな交流。
終わった後の洗い物が山のよう。
わずか十人分なのに、洗っても洗っても終わりません。
弟嫁が手伝ってくれるので助かりますが、居酒屋さんやお料理屋さんは私には向かないなあと確信した次第です。
締めはやはり花火です。
駐車場で直近に民家がないため、何の気兼ねもなく騒げます。
童心にタイムスリップしました。









豪華な花火もいろいろありましたが、線香花火が一番気に入りました。
それぞれが言ってます。
「俺の人生みたいや」と。

アリスで花火

昨日高松まで花火を見に行きました。
さすがに人出が多いです。




今年は末っ子は仕事で帰れず、少し物足りなさを感じます。
花火がよく見えるところをと、お願いしたせいか、一等席を用意してくれました。
テーブルセッティングもできて、お待ちかねの様子です。



次々にお料理が運ばれてきます。
初めて耳にするメニューもあり、教えていただきながら味わいました。












徐々に外が暗くなり、デザートの頃になると、室内の照明を落とすと本当にキャンドルの灯だけになります。
ドンドン花火のスタートです。












今年は四部作だということでしたが、どこで切り替わったのか、気をつけていたにも関わらず分かりませんでした。
迫力のある花火のシーンでは、室内から何度も拍手が起こります。
今年も家族で来られたことに、満足です。
お料理もデザートも美味しかったので、誰かさんが「シェフにお礼を、パテシェにもお礼を・・・・」と言いながら花火が終わると早々にJR駅に急ぎます。
この日の臨時列車に乗るためです。
これでお盆休み半分終わってしまいました。
渡辺淳一の本、めぼしい物はだいたい読んだつもりです。
読み終えるとそのまま記憶の彼方に行ってしまうのですが、その中で、歌人の中城ふみ子の事を書いた「冬の花火」、この季節になると、決まって思い出します。



久しぶりに読み返してみました。
乳がんで三十一歳で亡くなった中城ふみ子は離婚・恋愛・乳がんによる乳房切除といった波乱の人生を奔放に歌った歌を作りました。
彼女の別れたご主人は高松の人で、一時高松にも住んでいたとか。
音たかく夜空に花火うち開きわれは隈なく奪はれている
歌集「乳房喪失」に収められている一首です。
札幌医大病院で亡くなった時、渡辺淳一はその大学の医学部一年だったとか。
そのせいもあるのか、この歌を思うと渡辺淳一の「愛の流刑地」のワンシーンともダブってしまいます。
彼女自身が、花火のように華麗に生き切って、潔く散ったのでしょう。

まはろうどん

三度目にしてようやくまはろうどんにありつけました。




でもお目当ての海老のかき揚げは売り切れでした。
天ぷらうどん・上天ぷらうどん・いなりずし・おでんなどを注文しました。






美味しかったけどかき揚げでなかったことで気持ちは不完全燃焼です。
もう一軒気になっているおうどんやさんがあるので、帰りにその場所を確認しました。
そのうち想いを遂げます。

かけがえのない命

今日も洗濯機を回します。
いつもなら洗濯物と洗剤を入れて蓋してスイッチオン。
でも洗濯機をきれいにしたくて、蓋をあけたまま周りを拭いていたら、注水が終わりいきなり大きい音がして、凄い勢いで洗濯機が回り始めました。
ドキッとしました。オドロキ
いつだったか、母親が赤ちゃんを洗濯機に放りこんで回した事件を思い出しました。
こんなスピードで回されたら堪りません。
電子レンジに入れた人もいました。
最近では食べ物も与えず閉め切った部屋で二人の子供を放置して殺した若い母親もいました。
どうしてこんな酷いことができるのでしょうか?
普通の神経ではできません。
どこか壊れていたのでしょう。
子育ては確かに根気がいるし、成長するまで何年もかかります。
でも心を込めて育てれば、きっと返ってきます。
そのつもりで、養ったわけではないけれど、そのように道が開かれます。
先日息子から贈られてきました。
宮崎産の完熟マンゴーです。







食べごろになるまで冷蔵庫で寝かしてありました。
グッドタイミング、味に深みがあり物凄く美味しかったです。
また別の息子はお小遣いをくれました。
幾つになっても子供はかけがえのない宝物です。
子育てしながら親も育てられます。

まちかど漫遊帖

高松まちかど漫遊帖の事務局から届きました。




今まで何回か参加したせいでしょうか?
夜しか動けないので、参加できるのは夜の街歩きとっておきガイドお勧めツアー新定番「夜の高松・歩きうどんツアー」のみです。






今年は二蝶さんのがないですね。泣き
また友達と誘いあってどれかに参加します。
一人では行けないところへ、効率よく連れて行って下さるので、楽しみです。スマイル

晩夏初秋物

お盆が終わると本格的に秋冬物に変わります。
以前は七月に入ると厚手のニットやコートがどんどん売れてたものですが、
近頃は特にミセスの方は必要な時期、直前に買いに来られます。
秋物といってもノースリーブや綿素材も多く、今すぐ着られる薄手がほとんどです。 
  *ワンピース(ノースリーブ)¥19,950
   ロングのカーディガン   ¥30,450
      素材はウールとアクリル




  *チュニック丈のブラウス  ¥15,750
      素材は綿とシルク
    ファッショナブルなデザインです。さりげなく素敵に着こなしてほしいです。



  *カット・ソー       ¥9,345
      素材は綿
     逆の配色が色違いであります



  *フレアースリーブのフェミニンなブラウス ¥7,245
      素材はポリエステル



  *ロング丈のブラウス    ¥12,600
      素材はポリエステル
     裾の切り替えが個性的です



  *ワンピース        ¥9,975
      素材はレーヨン
     バルーンのテイストで複雑な縫い方です



  *色違いのワンピースにフードつきのジャケットを羽織りました
     ジャケット(ポリエステル)¥9,345



  *ボレロ(綿)      ¥12,600



ベラミの今月の定休日は11日(水)・25日(水)
13日(金)・14日(土)・15日(日)はお盆休みです

哀悼

昨日、高々の納涼同窓会がありました。
昨年まではサンセットディナーと称して瀬戸内海の夕日が見えるロマンティックな場所で心もゆったりくつろげましたが、
今年は常盤町の中華料理屋さんでの集まりです。
一部屋ぎっしり詰め込まれたような気分です。







最初に訃報の報告です。
その二日前に亡くなられた同級生のS君のこと。
三豊総合病院の医師で、一年の時同じクラスだった方です。
ここ数年同窓会には毎年参加されて、同じテーブルで歓談し、沢山のことを教えていただきました。
今年のお正月、全員の前で、長々と自己紹介を兼ねて話されたのが、最後になってしまいました。
何の前触れもなかったのに・・・・
穏やかな話し方で、いろいろの経験を積み勉強もされて、信頼のおける、立派なお医者さんになられたと、頼もしく思っていました。
嫌みのない爽やかな方でした。
私の手元には一点の曇りもないにこやかな笑顔の彼の写真があります。
来年お会いした時お渡ししようと思っていた矢先です。
形見になってしまいました。
この方たちは社会保険労務士です。
右の方はお嫁さん募集中です。



一年前に再婚された方、首の骨を折って半身不随になってしまわれた方。
同じ年齢でも、悲喜こもごもです。
健康が一番だと痛感します。
飲むから、と琴電で行ったのですが、S君のことがショックで二次会に行く気になれず早めの帰宅です。
次回は年末の、新聞の発送作業と忘年会です。

シベリア抑留の記憶

シベリア抑留の記憶を描き続けている若い画家がおられる、とのNHKの放送です。




現代アート作家の千田豊美さん、お祖父さんの川田一一さんからシベリアに抑留されていたときのお話を聞き、絵を描いています。






「生き続ける鼓動」   降り積もる雪の中をひたすら歩く抑留者達です
つい父の姿とだぶってしまい、目がしらが熱くなります。川田さんも父と同じくらいの年齢です。



お祖父さんに尋ねます。
  「カモが飛んでいるのを作業している人はわかるの?」
  「渡り鳥が帰ったら厳しい冬が来るのでもう一年シベリアにいなければいけないのか?カモになって帰りたいという想いを描いている。」
  「耐えてきた・・・・・帰りたいばっかりに・・・・」
  
  「シベリア抑留の体験していない若者には当事者の気持ちは分らない」
  




祖父の姿を見て、生き残された者の宿命や背負ったものを感じて、そこに魅かれて絵にしようと思った。
祖父の心の中を知ることで自分の絵に説得力をもたせる。
そうすることで犠牲者の魂を描けたら・・との願いです
「自分達が伝えていかなければ戦争体験は後世に残っていかない。」と、この難しいテーマと真摯にむきあっています。



今年十一月にはこの舞鶴引揚記念館で個展を開くそうです。
この方達はさぬき市の方達だそうなので調べてみました。
丁度今21世紀館さんがわで催し物をしている、とのことで足を運びました。



ところが大きなミステイク、これは一年前のイベントでした。
あわよくばお会いしてお話でもうかがえたらとも思いましたが、これもご縁がなかったことだと、了解しました。
ただこんな若い方が、多くの犠牲者の上に現在の繁栄があるということを後世に伝えていきたいと言う心意気に、大きな声で
ありがとう!と言いたいです。

約束の犬 HACHI

あまり動物は好きではない(触れると体が痒くなりそうな気がするので)ので今まで動物ものの映画は見る気がしませんでした。
アズが我が家にやって来てからもうすぐ2年になります。
可愛いし、癒されます。それで受け入れ態勢が出来てたのでしょう。
昨日TVの約束の犬HACHIは観てしまいました。
パーカー教授に拾われたハチはその愛情に包まれてすくすく成長します。
忠犬ハチ公の話は誰でも知ってますよね。







ハチの表情がすばらしいです。
犬も演技するのですね。









笑う表情は分かりずらいですが、悲しそうな目、不思議そうな目はなんとも言えません
教授と奥様に焼きもち妬くシーンもほほえましかったです。
吹き替えの声が素晴らしくやさしく愛情たっぷりで、教授の性格を上手く表していました。
誰かと思ったら北大路欣也でした。
秋田犬は人を喜ばせることに興味はないそうです。が、その日は予感がしたのでしょう。
それまでいくらしつけても取ってこなかったボールを口にくわえて、ひきとめるかのように遊んで、行かせないようにしました。
教授はそのボールを握って亡くなりましたが、ハチは其の後10年間も駅で教授を待ち続けたのです。
眠るように目を閉じそのまま天国へ・・・・・きっと教授と再会したことでしょうニコニコ






これは泣けました。
ついアズの表情とリンクしてしまいます。
アズのおかげで動物嫌いも緩和されよその犬も触れるようになりました。
可愛がっているつもりです。
でもでも息子とアズの関係は誰も入っていけないくらい濃密です。
時々、目の前で美味しそうなものを見せつけて食べたりします。
動物虐待だと思いませんか?
それなのに、バイクの音が聞こえると喜んで飛び上がって、鳴き方も全く別物です。
全身で喜びを表現します。






息子がアズに囁く殺し文句があります。
メロメロでも個人情報なので秘密です。
愛する人を決して忘れない、忠実であることの大切さを教えてくれた映画でした。

顔のない日本

日本のトップは代わり過ぎだと思います。
参院選の前に代わったばかりなのに、また九月には(代わるかどうかまだわからないが)代表選があるらしい。
その都度、首相にふさわしい人がなったかどうかは別として、その時点では国民の期待を担って選ばれたはずです。
なってしばらくすると○○おろしがはじまる。
国民もせっかちです。そんなにすぐ結果が出るはずないのに。
マスコミも慌てて、支持率とか余計な市場調査をはじめたり、なにかあるとすぐ揚げ足取りして、鬼の首でも取ったようにそのことばかりを攻め立てて、国民の目もいやでもその方に向けられます。
国会でもそんなことに相当時間を費やしています。
何が一番大切なのか、優先順位という事考えないのでしょうか。
別にどこの党でも、トップが誰でもいい、国益を一番に考えて上手く、軸のぶれない政治をしてほしいものです。
藤原正彦氏、さすが数学者だけあって、わかり易く解説してくれてるのでピックアップしてみました。

    日本のトップは実によく代わる。平成になってからすでに十六人になる。
    これほどよく代わる国は先進国ではめったにない。
    同期間にアメリカでは、父ブッシュ、クリントン、子ブッシュ、オバマの四人
          ロシアでは、エリツィン、プーチン、メドベージェフの三人だけ。
          韓国でも五人、フランスは三人である。
          イギリスでは五人だけだ。
          ドイツはコール、シュレーダー、メルケルの三人だけである。
   トップがこう頻繁に代わっては外交上も不利で国益を損ねることも多い。
   そもそもG8やG20に出席する日本の首相がいつも新顔というのでは、他国代表から見くびられ、
   どうせすぐ代わるからとまともな相手として扱われないだろう。
   小泉首相以来、首相はその時の国民的人気で決まっている。
   人気により就任し人気が落ちると退陣するという構図になっている。
   これは政治が国民の顔色一つで決まる、というポピュラリズムに陥ったということだ。
   だからバラマキなどということになる。
   ポピュラリズムは民主主義の最悪バージョンだ。
   マスコミがポピュラリズム増幅器となっている。
  首相となる人はなぜか皆自分が偉いと勘違いするようだが、最も大切なことは自分が国家を導くだけの器量でないことを深く自覚することだ。
  その上で、むやみに官僚を斥けたりせずその知識を利用し、また常時身近に強力なブレーンをおき、大所高所からの意見聴くことだ。
  それにより在任期間がのび日本の顔ができる。

        もう、後がない、待ったなし!